数々の対立を、対話によって、解決へ導いてきた、
カヘン氏の豊富な経験が公開されています。
カヘン氏のファシリテーションの極意が語られている一冊です。
初めてカヘン氏の本を読んだ私にとっても、わかりやすく、納得できる内容。
ただ、彼の手掛けているファシリテーションのスケールが、
私が普段面しているものとは違いすぎて、普段の生活に落とし込めるかは未知数です。
この本で書かれている経験は、
紛争で敵対する、つまりは殺し合う双方の対話であったり、
投獄された人と投獄した人の対話であったり、かなり過激な関係の人の対話が多いです。
カヘン氏の他の本で、
もう少し一般生活に落とし込みやすくしている本があるのではないかと予想してまして、
2冊目、3冊目を読んでみたいと思います。
そう、本著は、2冊目、3冊目を読んでみたいと思わせる内容の充実度です。
ファシリテーションって、あらゆる職業で役立つことだと思います。
おすすめの一冊。
☆☆☆☆ 4つ星 2冊目、3冊目への期待を込めて。

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